2007年 03月 17日 ( 土 ) 伝えたいこと

削らない治療の勧め（グラディアダイレクト治療）

歯を削るという行為は歯を傷める行為である。これは以前にもこのブログで書いていることである。削らない代表的な治療は矯正治療、インプラント治療である。 歯を失ってブリッジ治療をする場合は両隣の歯を削ることになる。歯並びが悪くて歯を削って被せる行為審美矯正はあまりよい治療ではない。 このことは最近の賢い患者さんはよく理解してきていると思う。欠損部がある方はインプラント治療を求め、歯並びの悪い方は矯正治療を求めるようになったようになった。 そして今のトレンドは口の中から金属を無くせ！である。 そんな中で生まれてきたのがグラディアダイレクト治療である。削らないそして金属は使わない最小限の審美的な材料がこのハイブリッド樹脂を直接歯につめる治療法である。この治療はこれからの歯科をリードすることは間違いないだろう。 私も数ヶ月前までは半信半疑でこのグラディアダイレクト治療を行ってきたが、ここ最近はこの治療法のよさがとてもよくわかり自分の口の中でも使用したいという気持ちになっているぐらいよい材料だと思うようになった。 今日は3人の患者さんにこの方法を適用させてもらった。この方法も他の治療と同じように少しコツというものが存在し経験が増えればより審美的に治療することが可能である。 今日最後の患者さんは右上4，5番にジルコニアオールセラミッククラウンを装着し、上顎前歯の正中部に隙間がある部位をグラディアダイレクト治療で修復した。 自分でもこれほどうまく治療を終えることが出来たのは今回が初めてだった。画像にしてもほとんどわかない出来だったこともあって今日は画像を公開することにした。 左上の大きな画像は術後の状態である。どこを修復されたのかわからないだろう。 左下が術前の正面であり、正中部が離れているのがわかる。全く削らずにグラディアダイレクト治療で完璧な修復である。 下中央は術前の状態を咬む方向からみた状態左の4，5番目の金属を修復した 右下は術後でジルコニアオールセラミッククラウン修復した

2007/03/18 20:52:25 ありがとうございます [URL]  ｈｏｓｈｉ

そんな大したことはありませんよ！ とにかくいろいろなことに興味があるのでよいものはと取り入れ悪いものは捨てるの繰り返しですね。 グラディアダイレクトは今までのセラミックインレーやハイブリッドセラミックインレーに代わる材料だと思います。以前のものは良くかけたりとれたりといった問題がありましたがこの材料は私はメガボンドと組み合わせて使用してます。どの歯科医院でも取り入れることは簡単だと思います。 もし外れてもすぐにやり直しが出来るという利点があり歯を削らないので患者さんも納得されます。

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2007/03/18 11:30:55 すごいｗ すごいｗ   やん

こんにちは 先生の　ブログは　とても　勉強になるので　毎回　楽しみによませていただいています。 今回の内容で ＞そんな中で生まれてきたのがグラディアダイレクト 正直　なんじゃこりゃ？って　くらい　驚いていますｗ だって　削ってないんですよね？　すごいです。CRの　修復でも　正中離開は　できますがやはり　時間がたつと　色のちがいもわかってきますし　脱離しやすいですよね。 しかも　削らないと　ならないですし・・・ これは　いったい　どういう治療でしょうか？ 興味を　持ちました。 先生のとこでは　一歯　おいくらで　治療しているのですか？ また　なにか　詳しい資料などは　どうやったら　手にはいるのか　よかったら情報ください。 予断ですが　うちの主人は　かなりの講習マニアで　木、日の休日の９割は　講習にでています。 なにげなく　先生と　マイミクになったこと　話したら　『星野先生？　すんごい有名な先生で　雲の上の存在のような方だよ。 すんごい　勉強もしているし　腕もいいし　実績もあって　講習仲間でも　先生の名前しらない奴いないくらいだよ。よく　おまえのような　アンポンタンと　ｗ　マイミクになってくれたねｗ』と　いわれちゃいました。 私も　HPなどで　以前から　先生のことは　しっていましたが　主人にいわれるとますます　マイミクになっていただいたことが　すごいラッキーなことと　思えます。 ありがとうございました。

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