予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
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2009.03.14 [ 矯正の基礎情報 ]

歯列矯正がもたらすメリット

本日は2名ほどの新規に虫歯治療ご希望の方がいらした。土曜日は矯正治療の方が多く私も今日は矯正治療中心の診療となった。歯の矯正治療は見た目だけを改善するものではなく歯並びがよくなることで多くのメリットが生じる

歯並びが良くなると
①虫歯になりずらく
②歯周病になりずらく
③顎関節症が改善する
④いびきの改善
⑤呼吸器系の疾患が改善
⑥姿勢が改善
⑦口臭の改善

このようにメリットが多い。

治療方針
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2009.03.09 [ 矯正の基礎情報 ]

矯正の小臼歯抜歯について

本日は矯正の診断の結果説明2名。インプラント治療ご希望のセカンドオピニオンの患者が1名。インプラントオペ1件などである。

ほとんどの方の矯正治療において一番気にされているのが見た目の問題である。ワイヤー装置だとメタルのものが歯の表面に装着されるので嫌がる方が出てくる。本日の午前中の方はインビザラインをご希望されていたが、ワイヤー装置の方があきらかに有利であることからリンガル装置でおこなうことになった。もうひとりの矯正診断の方は治療期間を短縮してほしいということだったのでデーモン３の装置をお勧めしたが見た目がいくらか気になるということで得エステティックデーモン装置でおこなうことになった。

成人の歯並びの悪い方の多くは20歳を過ぎた頃から前歯の重なりが強くなったと感じるケースが多く、大抵は親知らずが押して歯並びを悪くしている。

私の考えでは顎の骨が極端に小さくない限りは非抜歯で小臼歯を抜かないで治療ができると考えている。本来、歯は上下合わせて28本が咬んで正常ということになるが抜歯をすると24本になったり26本になったりする。しかし、口元の出具合を気にされるケースでは歯の間引きもしくはディスキングが必要となる。抜歯か非抜歯かのぎりぎりのケースでは最初は抜歯をしないで矯正をスタートさせ、3か月～6か月経過した時点で患者様と口元をみながら抜歯するか決めていただくようにしている。このほうが患者様も私も納得して抜歯を選択できるからだ。（患者様に抜かれたといわれるのは困るので）

デーモン装置を使用した場合は通常のワイヤーの矯正装置より動きがとてもいいので非抜歯でいけることが多い。

治療方針
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症例（インプラント）

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2009.01.20 [ 矯正の基礎情報 ]

インビザラインの基本はワイヤー矯正と同じ

歯並びを治すにあたって最も重要なの顔に対して口元がでているのかどうか？正常な口元とどれくらいかけ離れているのか？であり、見た目重視の矯正が行われることが多い。最近の若い方の日本人の顎の骨は非常に細く下顎のえらの部分の張りが少ないジャニーズ顔である。しかし、歯のサイズは変わらないかむしろ大きい傾向があるのできれいに歯が並ばないことになる。歯の重なりを取る方法は歯並びのアーチを大きくするか抜歯やディスキングで隙間を作りその隙間を利用して歯を並べるしかない。もともと口元がチンパンジーのように出ている傾向のある方は歯の間引きかディスキングの方法がとられる。口元がすぼまっている傾向の場合は広げて治す方法を選択する。このような診断をしっかりとおこなってから治療に入ることが最も重要である。これはインビザラインのような上下のすべての歯を動かす場合にも診断が重要であり、診断の基準はワイヤー矯正よりも実は難しいと思う。

インビザラインは成人矯正で特に目立つことを気にしている方には最適である。しかし、すべての症例に使えるとは限らない。また、患者様にこのシステムについてよく理解して頂き欠点を克服しながら行えばとてもいい装置である。

私が経験したマウスピース矯正の中で最も仕上がりがよいがその分費用も高めである。

治療方針

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2008.08.08 [ 矯正の基礎情報 ]

最近の子供の歯の生え換わりの時期が遅れる傾向

今月は子供たちの夏休みということもあり、数年前から治療が継続している中学生に突入したワイヤー矯正の患者さんのフィニッシュが相次いでいる。
最近の傾向として私の子供も同じであるが乳歯から永久歯に交換する時期が遅れる傾向にある。私が大学時代に習った教科書には
第１大臼歯は６歳に生える→７歳以降
上顎の犬歯は９歳ぐらいに生える→１０歳以降
第２大臼歯は１２歳ぐらいに生える→１３～１４歳以降

というように１～２年は完全に遅れている方がほとんどである。本来ならば永久歯２８本（親知らず以外）がすべて生え揃うのは１２歳＝小学６年生ということになるが１３歳以降まで乳歯が残るために矯正治療期間が延びることがある。極端な例では１６才以降に永久歯が生えそろうケースも稀ではない。

さらに永久歯の数本が全く消え去り生えない現象もとても多い。特に５番目あるいは４番目の小臼歯は生えない方が相当にいる。このような方は３０歳ぐらいまで乳歯が残りいずれは抜け落ちるので将来的なインプラント治療予備軍となる。

子供の矯正治療の大半は永久歯が出てくるのを待つことにしている。ケースにもよるがあまりに早い時期から矯正を始めると生え換わるのに時間がかかるので虫歯のリスクや長期間の治療となるので犬歯が生える前（永久歯上下４前歯が生えそろうあたり）ぐらいか矯正をするようにしている。

子供の矯正は大人の矯正と違い顎の骨の成長と拡大が見込めるので９～１２歳ぐらいまでに手をつければ抜歯矯正を避けることが容易となる。それ以降は上顎の骨が次第に硬化するので抜歯が必要となることがある。

私も子供を持つ親の気持ちがわかるし子供のことも考えると短期間で効率的に歯を動かしてなるべく負担を減らしたいと思う。

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2008.07.11 [ 矯正の基礎情報 ]

矯正相談について

歯並びの治療に対していろいろな質問メールをいただくが、文章だけではまず治療の方法は確定できない。相談に関しては正面から撮影したもとと横顔笑った時の唇が入った写真があればそれなりに分かるだろう。

マウスピース型の矯正についても得意な歯並びと不得意な歯並びがありすべての症例でマウスピース型だけで治すのは難しいだろう。

歯並びがきれいでも顔に対しては全体的に出っ歯であったり受け口であるケースもあるので最終的には正面と横顔の口もとがきれいに仕上がるかが診断で重要になる。

きれいな横顔を作るのも矯正医の役目である。

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2008.07.08 [ 矯正の基礎情報 ]

八重歯の矯正治療

日本人の歯並びで多い不正咬合に八重歯がある。八重歯は特に上顎の犬歯の生えるスペースが少なくて前後の歯に重なる歯並びである。八重歯とは欧米ではドラキュラーティースと呼ばれ嫌がられる傾向があるが一昔前の日本ではかわいいというイメージがあった。しかし、多くの芸能人も歯並びを正す傾向にあり最近ではあまり好まれなくなっている。

八重歯の治療法は八重歯の歯並びの原因を考える必要がある。大抵は歯が並ぶ顎が小さくて歯がうまく並ばないことが原因である。また歯が生え換わる時期に乳歯がうまく永久歯に交換できなかった場合にもなることがある。

例えば平面図で１０㎝×１０㎝の四角形（顎の入れ物）があるときに１㎝×１㎝（歯）はぴっとり１００個入るはずだ。しかし、その入れ物が９.9×１０㎝になればいくつかの１㎝×１㎝の四角ははみ出してしまうことになる。
この場合、元の大きな四角形（顎の入れ物）を大きくするか元の小さな四角形（歯）を小さくするか小さな四角形の数（歯）を減らすしか納める方法はない。

治療法

顎の入れ物を大きくする→歯並びのアーチを全体に広げる
歯のサイズを小さくする→ディスキングで歯を１本につき最大１㎜小さくする方法
歯を間引きする→抜歯

八重歯の重なりが何㎜ぐらいあるのかで矯正治療の装置は変える必要がある。５㎜程度の重なりならばマウスピース型でも問題ないケースが多いと思う。

単純に解説したが実際は顔と口元の出具合や横顔も考慮しなくてはいけない。

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2008.07.05 [ 矯正の基礎情報 ]

矯正治療のメリット

歯並びが良いか悪いかで一生の歯の持ちが変わるといっていいだろう。歯並びが悪いといろいろなリスクが高くなる

①歯並びが悪いと重なり合った部分に歯垢がたまりやすく虫歯になりやすい。

②歯並びが悪いと重なり合った部分に歯垢がたまりやすく歯周病になりやすい。

③歯並びが悪いと咬み合わせがずれるので顎関節症になりやすい

④歯並びが悪いと発音に悪影響を及ぼす。

⑤歯並びが悪いと睡眠時無呼吸症になりやすい（いびきがでやすい）

⑥歯並びが悪いと姿勢がわるくりやすい。

⑦歯並びが悪いと風邪をひきやすい。（気道が狭くなるため）

⑧歯周病によりガンの発生率が高く、いろいろな全身疾患に影響を及ぼすこと

このように歯並びが悪いと総合的に寿命に影響する。

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2008.07.04 [ 矯正の基礎情報 ]

デーモン矯正の治療スピード　治療期間

当クリニックにおいてはワイヤー矯正の８割がデーモンシステムを行っている。デーモンシステムで治療を始めた方の多くは１年前後でフィニッシュとなるケースが多数である。とにかく歯の動きはみるみるうちに歯が並んでいくという感じである。３か月でほとんどのケースで歯並びの重なりはなく上下別にみるときれいに並んでいる。しかし、かみ合わせを修正していく操作が必要になるので残り７割は微調整である。

当クリニックではマウスピース矯正に力を入れているが最も正確で速く動く矯正装置はデーモンシステムである。

目安として

抜歯症例中間歯４本を抜く場合は

舌側矯正装置１８～２４か月
通常の唇側矯正装置　１８か月以上
デーモン矯正装置　１５か月前後

非抜歯症例の場合

通常の唇側矯正装置　１２～１８か月
デーモン矯正装置　　１２か月前後

矯正装置をはずした後の保定装置リテーナーはどのような矯正装置でも２４ヶ月間経過をみていくことになる

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2008.06.16 [ 矯正の基礎情報 ]

歯並びが悪くなる理由

抜歯をしたり、欠損部を長期間放置すると歯は欠損部に向かって倒れてくる現象が生じる。歯並びは３次元的なバランスのもとに維持される。すなわち歯の周囲の筋肉のバランスが崩れると簡単に歯は動き始める。例えば、前歯が出っ歯である場合は

①奥歯の欠損があるか歯周病で歯が倒れたり沈んだりした場合に下顎の前歯の先端が上顎の前歯を突き上げることから前歯が出っ歯となることがある。

②それ以外には小さい頃から指をしゃぶる、爪を噛むなどの癖から前歯に常に矯正力が働いて歯が前方に動いてしまうケースがある。

③老化により口の周囲の口輪筋が弱くなり歯が出っ歯になるケースもある

④舌の力が強いと前歯が前方に倒れることもある

⑤噛む力が異常に強いときは前歯に負担がかかることで動き始める

⑥歯ぎしりやくいしばりから歯が動くこともある

すなわち舌や頬や口の周りの口輪筋のバランスが崩れたとき、奥歯と前歯の関係がずれたとき、上下の歯が釣り合っていないときなどに歯並びは変化していく。とにかく歯並びが悪くなり始めたらばどこかのバランスが崩れ始めていると考えていいだろう。

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2008.06.05 [ 矯正の基礎情報 ]

矯正治療中に結婚式を挙げるケース

１年に数人の方が矯正治療中に結婚式をあげることがある。マウスピース型の矯正装置ならば結婚式の写真や披露宴で見た目を気にする必要性はない。しかし、ワイヤー型の矯正装置の場合は一時的に歯の表面に接着された矯正装置をはずしことをご希望されるケースが多い。

この場合、私のクリニックでは笑って見える前歯の部分の装置をはずしてワイヤーを抜き取り、歯が動かないように透明なマウスピース型の装置を入れていただいている。手順としては

①結婚式の前日に見える部分の装置をはずす
②型を取る
③その日のうちにマウスピース型の装置に交換する
④結婚式や新婚旅行が終わったら装置を再度つけなおす

装置を１度はずして再度装置をつけなおしてもわずかな歯の後戻りがあるので治療期間は１か月ほど伸びることになる。

※この場合費用が別途必要となります

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