予防・インプラント・歯列矯正・審美歯科ブログ 『究極の歯科医療を目指す歯科医師ブログ』歯を治して若返り!

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います!
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
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 2005.03.29 [ インプラント基礎情報 ]
悪の連鎖その2 重症な歯周病患者
今日は午後からその患者さんとしては5度目のインプラントオペが行われた。インプラント治療を希望される方の半数は重症な歯周病から歯を失う。昨日ブリッジについて書いたが欠損が増えるパターンその2は歯周病によるものだ。歯周病は歯の周りについて細菌(歯垢)が歯茎に炎症を起こしその周りの歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨を溶かしてしまうので次第に支えがなくなり歯がぐらぐらにぬけることになる。正常な場合は歯茎のレベルは年間0.1�个梁狃未任垢爐�歯周病が進行すると年間1�舒幣紊竜杣�となる。歯の根の長さは短いもので10�伉垢い發里韮横記个阿蕕い△襪里粘蔽韻坊彁擦垢襪叛犠鐚圓覆藉袷瓦傍杣�するのに100〜250年かかるが異常者の場合は10〜25年で歯を失うことになる。それと欠損が増えると歯周病の場合はブリッジケースに比べ加速的に欠損部が増える傾向にある。歯周病はいろいろな体の問題にも関連している。糖尿病、高血圧などの成人病やヘビースモーカーや飲酒にも密接に関連している。また低体重児で生まれた場合も通常の方の10倍以上もリスクが増えるデータもある。

歯周病の場合、歯を失うときはその周りの骨が大きく欠損するのでインプラント治療が不利になるケースが多い。この患者さんの場合は上顎には骨の高さが2〜3�个箸箸討眈�なく2回のサイナスリフト法と今回で3回目のインプラント植立で完全回復となりそうである。歯並びも歯周病のため悪くなっているためインプラントとともに矯正治療も行っている。
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 2005.03.28 [ インプラント基礎情報 ]
悪の連鎖を断ち切ろう!!
今日は午後から前回右下に3本のインプラントを植立した患者さんで今回は反対側に同じように3本のインプラントを植立した。このように左右の奥歯がなくなってしまうケースは実はよくあるのだ。長年いろいろな患者さんを治療していると歯を失っていく法則というのがわかるようになる。永久歯の中で最も早く虫歯になるのは6歳に生えてくる第一大臼歯で奥から2番目の歯である。この虫歯を放置することで歯の神経を抜く羽目となり歯が非常に弱くなってしまう。被せ物や詰め物をしても10年以内にはやりなおしになるケースが多く特に一度神経を失った歯は感覚がないので虫歯になっても放置されることが多く被せ物を外したときにはすでに自分の歯のほとんどが虫歯で保存不可能となり抜歯となってしまう。抜歯をすると欠損ができるので1本の場合は両隣の歯を削ってブリッジにする。このブリッジの平均寿命は8年でブリッジは土台になる歯に噛む力が通常の1.5倍もかかるのでブリッジが外れて虫歯になったり歯が割れてしまうことでさらに歯を失う。この繰り返しの悪の連鎖は次第に加速して右が最初悪ければ今度はそこをかばうようにして左噛みになるので左に過剰負担となり左右ともに悪くなる。そして最終段階では前歯が悪くなりすべての歯を失うこととなる。
最近の傾向としてはまず1本目欠損のときにブリッジにしないでインプラントを選択することで悪の連鎖を断ち切ることができるようになった。私のホームページでも紹介しているように欠損ができたら歯を増やす治療=インプラント治療を勧めるようにしている。若い方も今ではインプラントを選択するようになった。
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 2005.03.26 [ インプラント基礎情報 ]
インプラント検診
今日は土曜日ということで大変多くの患者さんがいらした。60人ぐらいの患者さんが1時間に7〜8人ずついらしたことになる。この中で私の担当する患者さんは約20人弱でそのうち10人ぐらいはインプラントや矯正の検診の方である。インプラントや矯正治療後は定期的な検診が必要と考えている。インプラントについては通常は3〜4ヶ月に1回の検診を行い検診を継続される患者さんは10年間の保証をつけることにしている。検診ではインプラント周囲の骨の状況が判断できるレントゲン撮影、歯周病、虫歯、かみ合わせをチェックした後にブラッシング指導とクリーニングをおこなっている。所要時間は約1時間かかる。完璧に歯ブラシをしていただける患者さんであればインプラントにトラブルが出ることは少なく安心できるが、噛み合わせが悪い方や歯周病が元々ある方は要注意だ。

インプラント治療の課題はいかに長持ちさせるかということにつきる。私が過去に手がけた一番古いインプラントも今年で12年ぐらいのものが出てきた。問題がない方は何年たっても変化がないので何10年も持ちそうである。過去に何千本というインプラントを植立して継続して検診にいらしていただける方は少ない。何年かはいらしていても仕事や家庭の問題でこれなくなる方も多い。ほとんどの方はトラブルが起きて初めて通院しはじめるのである。海外では歯科検診=予防に力を入れている国が多く日本人の意識もアメリカ人並みになることを期待する。

あとはインプラントを多く手がけている歯科医院ではこのメインテナンスをどのようにされているか一度聞いてみたいものだ。毎月50本年間600本を10年続ければ6000本これをすべて管理することは不可能なのだ。
このうち抜けるものも2〜3%はあるので180本に関しては再度植立などの設計変更もしなければいけない。管理は大変である。なるべくメインテナンスフリーの設計にしなければいけない。(これはまたいろいろと問題がある。
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 2005.03.09 [ 伝えたいこと ]
インプラント治療の考えと将来展望
今日は午前中に左下2本のインプラント植立のオペが行われた。7年前に右上の4番、左下6番にしたインプラントは現在でも健在でこの患者さんはそのとき以来継続して歯周病とインプラントのメインテナンスをしてきた。去年に左上の5番目を失い今年に入って左下の5,7番に動揺がおこり、そろそろインプラントに交換した方がいいということで決断された。最近の傾向としては5年ぐらい前にインプラントをされて調子が良くて追加で他の部位をされるケースが多くなってきている。適材適所にインプラント治療を行うと効果覿面であるが万能ともいえない。欠損部に対しての現在の治療法はブリッジ、義歯、インプラントがあるがその中ではインプラントがいい場合が多い。

現在のインプラント治療の成功基準は10年で96%ということになっているが100本入れれば4本は抜けることになる。抜けた場合はフォローアップで骨の治癒を待ち再植立となる。このようにインプラントは再治療も含めればほぼ100%の成功率となる。

それとこの成功率の基準は非常にあいまいで骨の状態により成功率は上下することは明白で骨に厚みがあり高さもある場合は限りなく失敗率は0にできると思う。骨の状態さえよくできれば万能になるであろう。そこで再生医療の分野で骨の再生について研究され近い将来骨は自由につくれるようになるであろう。

あとは材料費が非常に高価なためにもっと安くすべきであると思う。(メーカーの方々へ)

インプラント治療は他の歯科治療と異なり歯科医師のよしあしで相当に成功率が変わると思う。現在YAHOOで検索するとインプラントについて書かれたホームページが非常に多くこれだけの多くの歯科医師がインプラント治療に携わるようになったことに驚く。わたしは多分インプラントについてのホームページは日本国内で初であることは間違いないが、その当時はわずかしかなかった。インターネットでインプラントと打ち込めばいくらでも情報が得られる時代になった。患者さんにとってはとてもいいことだ。

しかし、歯科医師の技量と言うものはどうなったか?この10年で確かに一部の先生は非常に勉強され飛びぬけて技術、知識が伸びてきた。その反面それぞれの歯科医院の経営体力に格差が出始めた。とても両極端になってしまった。ある意味専業化が進んできたということか。インプラントに非常に強い歯科医院、審美歯科中心、ホワイトニング中心というように専業化されてきた。これはUSAの影響があるのだと思う。向こうは専門医制度が導入されていてその分野だけの治療をおこなう。そして大学病院でもいろいろな科目に分かれている(保存科、補綴科、口腔外科、小児歯科、放射線科など)ここにひとつの落とし穴がある。一人の患者さんを診断するいわゆる設計士的な存在が抜けているということだ。その患者さんを担当するそれぞれの専門医はその分野には長けていても総合的に診断することができないのである。そのために連携がうまくいかずいつまでも治らないという現実がある。

これは大学の教育方針、国の教育方針に問題があると思う。

少々話が飛躍してしまったがインプラント治療だけできてもしょうがないということを言いたかった。インプラントを勉強するだけでは患者のためにはならないということ。患者さんの希望に沿える治療を行うにはすべての分野に長けていなければならないということ。

私はどうかというとすべての治療をしているうちに知らぬ間にインプラントが増えたというだけである。
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