予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
治療に対する質問は直接メール相談できるコーナーがございますので左側の『歯科治療プライベート相談』から院長　星野と直接相談を行うことが出来ますのでどうぞご利用ください。返事は２～３日中には必ず返事を出します。

東京都世田谷区駒沢１－３－１７
星野歯科駒沢クリニック
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2008.01.31 [ 金属アレルギー ]

メタルフリー治療に新たなるメンバー追加 CEREC

今年の目標は安全な歯科材料を患者さまに提供すること。
初めて歯の治療をするならばできるだけ金属よりもセラミック系を使用した方がいい。すでに金属が装着されている方は徐々にセラミック系に統一してほしい。最近、メタルによるアレルギーがいろいろと聞かれることが多くなった。

歯科治療で使用される合金の中に水銀と銀の練成合金であるアマルガムがある。1~2年前だったと思うがこんな見出しのニュースを見たことがある。まぐろをたくさん食べると水銀が体に蓄積されて不妊症になりやすいという記事だったと思う。食物連鎖の頂点近くに位置するマグロはいろいろな餌の中に含まれている水銀を蓄積しやすいらしい。その水銀をたくさん含むマグロを毎日のように摂取していくと人間の体内にも蓄積される。毛根などにたまったりするようだ。

同じように歯科用金属のアマルガムが口腔内から溶け出して毛根に水銀がたまることも分かっている。その水銀が皮膚炎や不妊をおこす。

水銀といえば水俣病が有名である。そんなものが保険治療では当たり前のように使用されてきたのだ。私の口の中にも以前はアマルガムが１か所入っていた。これは確か海外で詰められたものであったが、１５年前にＣＥＲＥＣ（初代セレック）治療で修復して以来なんともない。その当時のものは適合は悪かった覚えがある。

そして今回私のクリニックに導入したものが最新のＣＥＲＥＣ　３Ｄでありその当時とは全く違う適合性能である。初代で１５年間持つのだったら今のは一生持つのではないだろうか。

材質の完全なセラミックであり硬度が歯とほぼ同じで色調もほぼよく適合もほぼよい理想的な修復物である。

下の図は左術前　中央金属除去時　右術後　である

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2008.01.30 [ 星野個人の話 ]

あらゆる治療の相談は歯科衛生士から

今年から専門化したことで予約が取りやすくなった。以前ならば３週間先までアポイントが埋まっていたが今なら１週間前後で予約が入る状況になっている。それと依然と比較すると比較的時間にゆとりがあり患者さんとも話したりすることができるようになった。ほぼ理想的な状態である。

今年度の目標は専門化することで治療に質をｕｐさせ、一人の患者さんに多くの説明の時間を割いて治療の満足度を上げることである。たくさんの患者さまを治療していくと目標から遠ざかってしまう。コンサルテーションにおいても私と担当衛生士のダブルでコンサルテーションをして補足説明を担当衛生士にしてもらっている。
私でないとしゃべることのできない治療計画をしゃべり、治療の方法や費用や細かな注意事項については衛生士が補足する。

本日は飛び込みのインプラント相談の方はベテラン歯科衛生士がすべて対応してくれた。また、ある患者さんのホワイトニングの相談も他の衛生士が担当してくれた。矯正の相談は３人目の衛生士が担当してくれた。

このように最初は私がいきなり出ていくよりも矯正やホワイトニングを経験をしている歯科衛生士がしゃべった方が患者さまも話しやすいだろう。インプラントの相談に関しても全くの知識がない方に私が出ていくよりもインプラントのおおまかな流れや費用、期間について説明をしてもらい、ある程度やる気があるならば精密検査に入る。
精密検査後は私や他のドクターが診断して治療計画を立てるのでここでしっかりとお話をすることにしている。

インプラントも矯正治療も高額治療であるのであるゆる面で理解していただいた後に治療に進んで頂きたいと思う。

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2008.01.29 [ インプラント最新情報 ]

各社インプラントメーカー比較表更新

平成１７年度版から２０年度版にメジャーインプラントの比較についての比較表とコメントを更新しました。

詳しくは比較表についてはこちら

インプラントの使用状況に関してはこちら

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2008.01.28 [ インプラント症例 ]

インプラントオペ

ここ最近のケースは単独あるいは２本といったインプラントオペが多い。本日は近所の歯科医院に通院されていていろいろな不運が重なり星野歯科でインプラントオペをすることになった。外部で撮影されたＣＴ画像をもとにオペの準備をおこなった。日本橋の玉木先生も盛んに３ＤＣＴのことを宣伝していたが、私のクリニックでは３年前からこのＣＴを導入している。立体で画像を見れることとあらゆる方向から断面像をみることができるで多くの情報が得られるメリットがある。外部のＣＴ像ではせっかく断層で撮影をしても２次元の平面にまたフィルムとして焼いてしまうので情報量が減ってしまう。ＣＴのデータをＤＩＣＭ形式にしてＣＤにデータを焼いてもらえばソフトでデータを変換して立体像に置き換えることがでる。私のクリニックでは患者さんがデータをほしがるようであればＣＤに焼いてお渡ししている。このデータはセカンドオピニオン用に使用できるし、何度もＣＴ撮影をしなくてもいいことになる。

ＣＴのデータは専用ソフトで即日見ることができるが私はさらにインプラントのシュミレーションソフトに変換してインプラントのシュミレーションを行っている。

本番のオペに入る前にＰＣ上で術前オペをしているので実際のオペはほぼ同じ状態で済ませることができる。

今日のオペはＣＴのデータで骨の形や高さが詳しくわかった状態でのオペでありいつもようにフラップレス（無切開無剥離）法でわずか５分で終了となる。

本日のオペデータ

直径４．８㎜×１０㎜ＳＰタイプ　ストローマンインプラント使用

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2008.01.27 [ 伝えたいこと ]

歯周病とインプラント治療の関係

歯周病が相当に進行した患者さんに対してのインプラント治療は非常に有効である。過去１５年間でいろいろなケースを経験してきた。上下２８本の歯のうち、どの歯が保存可能かを検査することになる。３年以上前まではＣＴスキャンが導入されていなかったので、歯周ポケット検査６点法とレントゲンでどの歯が問題であるかを判断してきた。歯周ポケットが６㎜以上ある部位に関しては重症個所であり抜歯の対象部位である。図のように大臼歯部には２~３本の根が存在するために分岐部まで骨が溶けてしまっているかを検査する。分岐部まで達して貫通するほど骨が吸収しているケースに関しては、一時的に歯周病の進行を止めることができても数年後にはほとんどのケースで抜歯となる。

このように抜歯の基準を甘くして歯を保存したとしても数年後にまた歯が抜けて、追加でインプラント治療が必要になってしまう。これを繰り返していくと何本ものインプラントが必要になり、その間はメインテナンス費用もかかることになる。

そしたことからもう少し抜歯の基準を厳しくした方が最終的には少ない本数のインプラントで歯を回復ができ、その後の再治療が少なくなり、トータルの治療費は少なくできる。

この考えの発展形がall on fourと呼ばれる４本のインプラントで１０～１２本の歯を回復する方法である。（すべての歯を抜く場合）

上記の方法は場合によっては、いい面もあるが、あまりにも少ない本数で多くの歯を回復させるとリスクが出てくる。そこで補助的に本数を増やして６～８本で１２~１４本の歯を回復させる方が安全である。

インプラント１本が負担できる歯の本数は太さや長さにより変化するが、太くて長いものであれば２本程度と考えた方が無難だろう。欠損部に単独のインプラントを１本入れたとしても、その隣の歯もいずれは抜歯となるような場合は、完全に残る歯だけを残してインプラントを入れておいた方が将来的には安全である。

現在はＣＴで歯周病の進行は立体像でみることができるので、どこの部分の骨がどのように溶けているかを患者さまにお見せしながら抜く歯を選択していくことにしている。

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2008.01.26 [ インプラント症例 ]

オペ２件

内装工事の関係で多くの患者さまをお待たせした関係上、インプラントのオペが溜まっていたこともあり１月２月は毎日２件のオペが入っている。

今日の患者さまは他の施設を数件経て星野歯科にたどり着いた方。オペとしてはとても簡単なフラップレス法とソケットリフト法の併用オペである。こういうオペはすべて１０分以内で終わらせる。

午後の患者さまも下顎左右の６番の２本の植立である。この方も条件がいいのでフラップレス法で１３分で終わらせる。平均して６~７分で１本の植立は終わる。

速いオペは腫れや痛みを最少にすることができる。ＣＴ撮影による骨の詳しい情報があればインプラントはとても簡単な治療ともいえる。

患者さんの条件によりストローマンインプラントあるいはアンキロスインプラントを使用することで幸せを取り戻すことができている。

いろいろな情報が乱れている中で正しい情報を与えることが私の使命であると思う。インターネットでは情報が簡単に得られる反面、偽装情報も流れているに注意が必要である。

電話帳レベルのインターネット情報はよく吟味しないと痛い目に合うことになるだろう。

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2008.01.25 [ インプラント症例 ]

インプラントオペ１件、相談１件

本日は篠山先生担当のインプラントオペが午前中３時間ほど入っていた。私はその間いろいろな患者さんを診察する。今年よりインプラント・矯正・審美・ホワイトニング・歯周病関係を専門に扱うようになり、診療に余裕が出てきた。専門外の治療に関しては提携医院で行ってもらうことで専門分野に時間をかけてじっくりと治療ができる。以前のようにクリニックをかけずり回らなくてもいい。

今日一番大変な治療は７本の生活歯を削り仮歯にする治療であった。私のコンセプトは

①なるべく削らない
②ブリッジ治療はしない
③メタルフリー治療

の３本柱から成る。なるべく削らないということは虫歯なら最小限に削り詰め物をしたり、むやみやたらに抜歯しないということにつながる。ブリッジを簡単に選択すると将来にわたってその患者さんを不幸にするので患者さんに求められても、きれいな歯を削るブリッジ治療はやらない。メタルフリーは材質のことで、セラミック中心の安全な材質を使用することを意味する。このコンセプトに合わない治療はしないようにする。

さて今日の患者さまはその原則①とは反している。歯を削ることのリスクの説明をして、なるべく漂白治療で審美性を回復できたらいいと思った症例であり、強く説明をしたがダメだった。すでに漂白治療は何度か経験済みであり、歯の形が嫌いであるということからジルコニアでの被せもので審美性を回復することになった。

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2008.01.24 [ マウスピース矯正 ]

マウスピース型矯正の希望者増加

私のクリニックでは９割のマウスピース矯正症例は私が担当している。奥歯の関係が良好なものに関しては前歯６本だけを動かすアクアシステム型マウスピース矯正を行うようにしている。そして全体矯正が必要なケースにおいてはワイヤー矯正をメインとしているがその中でもマウスピース型の矯正装置でも比較的歯が動くケースにおいてはインビザライン型マウスピース矯正を行うことにしている。

それぞれにおいて利点と欠点があるので使い分けをしている。比率的には矯正患者の７割がワイヤー矯正、３割がマウスピース矯正といった感じで１００人以上を井本先生と担当している。

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2008.01.23 [ インプラント症例 ]

インプラント上部構造からの引き継ぎ

インプラント体はすでに埋め込まれていて途中になったケースで上部構造体だけの製作依頼が多くなっている。この理由として、担当のドクターとうまくいかないということが１番の原因で２番目には通院場所から遠方へ急遽転居した場合である。
今日はアストラテックインプラント９本の上部構造製作依頼である。パノラマレントゲンからアストラテックインプラントであることはすぐに判明したがインプラント体に装着されているアバットメントの種類は完全に外すまでわからない状態だった。アストラテックインプラントには直径3.5,4.0,4.5,5.0の４種類が揃えられている。そのうち3.5のタイプには内部構造が円形である。この構造はアンキロスインプラントと類似している。その他の種類には１６角の方向を決める構造となっている。今回のインプラントは９本すべてが３．５㎜のタイプであった。

さらに他施設で取り付けられたアバットメントがうまく取り外すことができずマイナスの溝を掘ってマイナスドライバーではずすことになった。

やはり、インプラントを使用するドクターによりアバットメントの使用パターンや結合のトルク値が異なるためにかなり難しい症例になることが多い。

なんとかアバットメント部分をはずしてうまく型をとることができた。

昨年も似たようなケースで患者さまからの相談を５件ほど受けた記憶がある。基本的にはもとの担当の歯科医師で治療が再開するようにお話するのだが、どうしてもというときだけ続きを行うことにしている。

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2008.01.22 [ インプラント症例 ]

３連続インプラントオペ２件

本日は篠山先生担当のインプラントオペが午前と午後に２件行われた。午前中はアンキロスインプラント４本、午後はアストラテックインプラント１本が植立された。

今日の私はインプラント相談１件、インビザライン矯正相談１件、その他は多数のインプラント・矯正・審美・歯周病関係の患者である。

今年から完全に専門分野の治療だけを行うことになった。その理由についてはホームページのＴＯＰＩＣＳや当クリニックの治療方針の欄で詳しく書かれている。

今日は昨日に続きインプラントの患者様からうれしいお言葉をいただいた『歯が入るたびに仕事がうまく行くようになったよ！』

どういう意味かと尋ねると歯が入ることで人前での会食も積極的にできるようになり、明るい前向きな発想が良い仕事に結びつくということだった。
　
私は今まで多くの患者さまを治療してきたがインプラントを入れることで全員共通することは笑顔が増えて人生に対して前向きになるということ。女性はふくよかに健康的で明るくおしゃれになる。男性は自信に満ちた笑顔が出てくる。この仕事をしていてよかったと思う瞬間である。

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