予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
治療に対する質問は直接メール相談できるコーナーがございますので左側の『歯科治療プライベート相談』から院長　星野と直接相談を行うことが出来ますのでどうぞご利用ください。返事は２～３日中には必ず返事を出します。

東京都世田谷区駒沢１－３－１７
星野歯科駒沢クリニック
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2013.10.31 [ 矯正治療最新情報 ]

矯正の診断はＣＴで立体骨格で診断する

 星野歯科では頭蓋骨をほぼすべてカバーできるＣＴを導入している。このCTで顔面を１回撮影すると歯の情報から骨格の情報まで一度のすべてのことがわかってしまう。さらに骨格を立体画像で見ることができるので矯正用の診断には欠かせない。

　矯正専門医でも一般歯科でもこのタイプの広範囲撮影ＣＴをもつ歯科医院はごくわずかである。矯正専門医でもいまだにＣＴを使わずに２次元の右側側面からのデータで診断をおこなっているのが現状である。矯正治療で最も重要なのは診断であると考えている。矯正治療で３年以上まだ歯を動かしているという患者さんがいたとしたらそれは間違った部位の抜歯をしてしまったか骨格に問題があるケースのどちらかだろう。他のクリニックからの引っ越しや仕事場が変わった、海外から転勤することで転医するケースは少なくない。よくあるのが無駄な左右上下の小臼歯の抜歯である。抜かない方が早くに終わっただろうと思われるケースが相当に見受けられる。

こうした間違った診断により結果としては治療期間が大幅に伸びてしまうケースがあるので治療費が増えてしまうもしくは予定していた時期に治療が終わらないということになる。

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2013.10.30 [ 金属アレルギー ]

メタルフリー補綴物で金属アレルギー予防

 星野歯科ではメタルの修復物をほぼ１００％（チタンを除く）排除した治療を推奨している。多くの口腔内の金属修復物が装着されると異種金属が装着されていると微電流により金属が腐食していく。腐食というのは錆びるということなのでその錆の成分を毎日体の中に取り込むことで微量の金属イオンが体内に蓄積され、ある一定レベル以上に達したときに全身もしくは一部に皮膚アレルギーを起こす。それの発生機序は花粉症、ハウスダスト、アトピー性皮膚炎などに似る。

金属アレルギーは歯科修復物だけではなく、化粧品、装飾品、食物からもおこる。化粧品の美白成分であったり、アクセサリーの金、銀、プラチナでもおこる。食物ではココア、チョコレートになどカカオに金属成分が多く含まれる。また魚介類ではマグロなどの動物の食物連鎖の頂点に位置する動物や深海魚などに水銀が多く含まれているので妊婦に影響がでると言われている。

また、口腔内は通常は中性に保たれているが飲食の回数が頻繁になると酸性化し金属が腐食する率が高くなる。このような方は当然、虫歯にもなりやすく、金属修復物の装着の適合性（精度）の低いものは段差があり、そこから金属の腐食と虫歯が進行することになる。

結論からいうとすでに装着されている金属修復物で適合性の悪いものやアマルガム（水銀含有）のものは早い段階で金属でない修復物にやり替えた方がよい。そして少しずつ金属修復物を減らしていくべきだろう。

また、食生活にも注意を払う必要があり、偏った食物をとらない、３度の食事以外に間食を極力なくす、フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨く、物はよくかんで唾液がたくさんでるようにすること、定期的なメンテナンスで歯科医院に通院して自分では取れないプラークを除去してもらうことが大変重要である。

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2013.10.29 [ インプラント症例 ]

前歯部の欠損治療　アンキロスインプラントで

本日のオペは前歯の２本欠損単独ケースということから骨の厚みに合わせて直径３．５ミリのアンキロスインプラントを選択した。

私のインプラントフィクスチャーの選択基準は既存の骨の厚みである。GBRやべニアグラフトなどの骨の厚みを作るインプラントオペはほとんど行わないようにしている。作った骨はいずれ吸収して少なくなるという長期データからそうしている。

なるべく今ある骨の厚みに合わせてインプラントを選択してどうしてもだめなら骨の内部から広げる方法を選択する。

前歯の欠損ケースで骨の薄いケースはストローマンBL NCタイプ３．３ミリ、アンキロスAタイプ３．５ミリ、ストローマンＢＬ　ＲＣタイプ４．１ミリの順で選択している。

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2013.10.28 [ インプラント症例 ]

インプラントオペ　午前と午後

午前中は篠山先生、午後は私の執刀のインプラントオペ。私はいつものフラップレス法で１５分以内にオペは完了となった。インプラントが欠損部に植立されると天然歯の持ちは格段によくなる。本日の患者様も私が１０年ぐらい前に相当な本数７～８本植立して全顎的に補綴を行い定期のメンテナンス中に１本目の欠損を作った。すなわち私のクリニックできちんと治療を受けると１０年間は歯を失わないということになる。

そして今後は世界標準の予防法を実践するので２０年以上になるだろう。インプラント治療の出番はますます減り、毎年埋入の数は５０本ぐらいになるかもしれない。これがお本来の歯科医師の目指すべき姿である。

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2013.10.25 [ 理想とかけ離れた保険治療 ]

ドイツと日本の保険制度の違い

昨日はドイツから一時帰国の弟夫妻家族と食事会があった。ドイツの歯科事情について話があり、日本との差を感じた。毎年メンテナンスで歯科に通院する場合は無料で検診が受けられるようだった。また、幼少期から歯科に定期通院するのは当たり前になっているとのこと。日本の歯科保険制度はドイツを参考にしていると言われているが果たしてそうなのだろうかと考えさせられる。

確かに世田谷区では中学までは無料で保険治療が受けられるが歯科保険には予防の項目はないために歯科医師はほぼ無償で予防治療をしているケースが目立つ。

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2013.10.24 [ 金属アレルギー ]

メタルフリーにして掌蹠膿疱症が改善

いま、金属アレルギーの患者が急増している。私のクリニックでは基本的に金属はチタン以外は一切使わない主義であり、５年以上保険の金属や金合金を装着した覚えはない。それの理由はメタルフリーにして金属アレルギーの代表的な疾患である掌蹠膿疱症の患者を何人も治癒させた経験があるからだ。本日いらした近所の方も掌蹠膿疱症と診断させれすでに通院から３カ月が経過して口の中から金属をほとんど外して様子をみているが、最近は湿疹がほとんどなくて調子がよいとのこと。

メタルフリーは金属アレルギーの予防となります。

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2013.10.24 [ 星野個人の話 ]

スタッフ募集

患者数が過去５年間で最大に膨らんでいるためアポイントに空きがほぼない毎日が続いている。この状況を解消するには歯科衛生士を１人でも多く採用する必要性に迫られている。歯科衛生士不足はどこの歯科医院も同じことがいえる。それでも星野歯科は３名在籍しているのだからいい方だろう。現在の多くの歯科医院の歯科衛生士在籍人数は平均０．７人ということだからほとんどが１名いるぐらいでいないところも多いのだ。
１０月から面接ラッシュが続いている。ひとり採用が確実なり、２人目もほぼ確実なところまで採用。来週は３人目となる。あとは新卒も貪欲に採用を予定している。４人ぐらい採用できればドリームクリニックが出来上がる。

治療組とメンテナンス組に編成して患者さんを治療と予防の両面からバックアップする人員体制がつくられる。

そこに医院の環境整備が整えばドリームクリニックが完成する。

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2013.10.23 [ インプラント症例 ]

友人歯科医師のインプラントオペ

本日は私の大学時代の友人で同じ水泳部の患者。すなわち同業者。
同業者ほど治療に対する注文が多いし、怖がりが多い。前の日から心配のメールが来ていたが大丈夫ですと返した。

結果としてはフラップレス法で痛みも全くなく、１０分以内にオペは完了し、最後は昔話で盛り上がって帰って行った。

夜に今日のお礼のメールが入っていたが、痛みは全くなくちょっと違和感があったにすぎなかったということで安心した。同業からこのようなコメントをもらえたということはいつも私の行っているオペも同じレベルでできていることが証明されたことになるからだ。痛みの度合いを普通の患者に聞いてもよくわからないことがある。

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2013.10.22 [ インプラント症例 ]

静脈鎮静で5本のインプラント埋入

今年の春に予定していたインプラントオペは患者さんの都合により半年遅れで本日のオペとなった。4本以上はほぼすべてのケースで静脈鎮静法を併用するようにしている。患者さんが楽な苦にならない方法を選択してあげるのも私の役目である。

サイナスリフトが必要なケースではあったがバーチカルサイナスリフト法で１回で５本のインプラントを左右上顎臼歯部に植立した。

ピエゾサージェリーとソケットリフトの応用で安全確実にオペをとにかく楽に痛みのない状態でおこなうことができた。しかも比較的短時間に。

こういうケースには断然ストローマンインプラントが有利だ。

右上６番　既存骨３㎜　　直径４．８㎜×８㎜　ＳＰタイプ
右上７番　既存骨３㎜　　直径４．８㎜×８㎜　ＳＰタイプ
右上８番　既存骨１０㎜　直径４．８㎜×１０㎜　ＳＰタイプ
※８番目は予備で６，７番がうまくいかないときのレスキュー用

左上４番　既存骨６㎜　厚み５㎜のため　審美重視で
　直径４．１㎜×８㎜BLタイプを選択する
左上５番　既存骨４㎜　厚み６㎜のため
　直径４．８㎜×８㎜ＳＰタイプを選択する

常にロスとした場合も考えて植立する。安全を確保するというのが重要。
サイナスリフトなど骨の高さが少ないケースは１００％ストローマンのＳＰティッシュレベルがよいと思われる。もし感染したときにもネックが上顎洞内に迷入することを防ぐ役目があるからだ。

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