予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
治療に対する質問は直接メール相談できるコーナーがございますので左側の『歯科治療プライベート相談』から院長　星野と直接相談を行うことが出来ますのでどうぞご利用ください。返事は２～３日中には必ず返事を出します。

東京都世田谷区駒沢１－３－１７
星野歯科駒沢クリニック
月曜～土曜日　１０：００－１３：３０　１５：００－１９：００
０３－５４８６－８４４０

予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニックのサイトマップ

院長　星野　元

携帯からブログや診療内容が見れます

Twitterやっています

・星野歯科駒沢クリニック
・インプラントリカバリー
センター
・ジルコニアインプラント
研究会

歯科治療プライベート相談

院長と直接
相談したい方はこちらへ
＞ my page

院長著書

最新「歯科医療」
事情
＞目次を見る

	=全てのカテゴリ=
	星野　元　詳細プロフィール　過去から現在
	Ｄｒ星野のアクアシステム体験記
	スタッフ募集
	過去ブログ一覧2003.11-2006.10
	Ｄｒ別診察日と休診日
	予約状況
	相談と治療予約
	院内情報
	理想とかけ離れた保険治療
	歯科最新記事
	伝えたいこと
	患者さんとの話
	星野個人の話
	精密治療（マイクロスコープ）
	歯科のアンチエイジング
	予防歯科
	インプラント基礎情報
	サイナスリフト法など増骨について
	インプラント症例
	インプラント最新情報
	インプラント症例集
	ブリッジｖｓインプラント
	入れ歯
	矯正の基礎情報
	矯正症例
	マウスピース矯正
	マウスピース矯正症例
	矯正治療最新情報
	インプラント矯正アンカー情報
	審美歯科基礎情報
	審美歯科症例
	審美歯科最新情報
	ジルコニアオールセラミッククラウン
	根管治療
	金属アレルギー
	セレック
	究極の歯科技工
	ホワイトニング最新情報
	レーザー情報
	講演会・研修会情報
	副院長　篠山より一言
	== 未分類 ==


27372384

みんなのブログランキング

◆2006年10月までの記事

もう一つの
インプラントブログ

インプラント１１０番

世田谷マウスピース矯正センター

根管治療ガイド

インプラント相談と回答

インプラント体験談

星野歯科求人情報

Mail

歯科治療プライベート相談

院長と直接
相談したい方はこちらへ
＞ my page

院長著書

最新「歯科医療」
事情
＞目次を見る

2010.11.30 [ インプラント最新情報 ]

細いインプラントの選択枝について

 インプラント治療において骨が薄いケースに対しては細い無理に太いインプラントを入れるのではなく骨の厚みに合わせてうまく細いインプラントを使い分けすることが患者の負担をなくす最良の方法と考えている。国内では３㎜以下のインプラントは薬事法では認可が下りない状況である。細いインプラントは折れるという危険性がある。特に純チタン製のものはチタンの厚みは最低でも０．５ｍｍは必要とされほとんどのメーカーの最低のサイズは３．３ｍｍとなっている。

例えば、従来のストローマンインプラント（左上画像）では直径３．３ｍｍインプラントを使用する場合は単独では使用しないというルールがあり必ず隣のインプラントと連結をして使用することが基本である。このルールを無視するとラッパ状の根元からぽっきりと折れることになる。

幸いにして私の経験の中で自分で植立したインプラントが折れたという経験はない。それは常にルールを無視することなく同じ失敗を繰り返さないように心掛けているからだ。

さて、ストローマンインプラントには新たに材質の違うチタン・ジルコニア合金のRoxolid インプラントが販売された。このインプラントの特徴は純チタンインプラントの１．５倍の強度を有することで細くても安心して使用することができることと骨との結合がよいこと、骨との結合スピードが速いこと、金属アレルギーなどの患者にも有効なことがあげられる

細くて強度があり骨との結合が良い万能なインプラントである。

本日も私はこのインプラント（左下画像）を使用して前歯の症例にインプラントの植立をおこなった。

以前ならば頑張ってアンキロスインプラントをいれただろう。今回の骨の厚みは４㎜と薄く普通ならなかなか植立が難しいケースだろう。

治療方針

(0) (0)

2010.11.27 [ 講演会・研修会情報 ]

ストローマンインプラントスペシャルセミナー参加

本日は午前中にストローマンインプラントの特別セミナーに参加した。誰が講師かと思えばダニエル・ブーザー先生。現在のITIのプレジデントである。私も過去には２度のベルン大学にいったときに講義やライブオペでお世話になったこともあり、日本やスイス、ドイツでの講演を何度も聞いてきた。親日家であり人間的にも常識のあるすべらしい先生だといつも思っている。ストローマンインプラントの外科術式はすべて彼の教えに従って行ってきた。エビデンスに基づいた確実な術式である。

今日の講演内容でもフラップレスサージェリーは全体の５％しか行わないということからも確実安全なオペ術式は健在である。しかし、少し変わった点もいくつかあった。前歯のケースにおいて従来のストローマンインプラント（ラッパ形状）のものと置き換わりBone level インプラントになり歯間乳頭部の歯肉の再建と審美が容易になったように思う。レントゲン像をみてもアンキロスインプラントとほぼ同じような状態になっていた。

そのBone level インプラントの植立のポジションも明確になってきた。隣在歯のCEJを基準にすると３㎜根尖よりにマージン部を決める。従来のタイプより１㎜深くということだ。アンキロスインプラントの場合は骨頂部から骨の内部に２～３㎜深めの埋入ということで少し違う。その違いはプラットフォームスイッチされた量すなわち粘膜貫通部の構造と太さに影響していると思われる。アンキロスの場合はインプラントマージン上面にもSLA処理がなされているということで完全に骨の中に埋め込むほうが有利ということだろう。

いつこのインプラントが国内で認可されるかはいまだに不明であるが噂では来年春ということだが・・・？

治療方針

(0) (0)

2010.11.26 [ 究極の歯科技工 ]

ISAS CAD/CAM SYSTEM

インプラント治療そしてその上部構造を作る装置にCAD/CAMがある。国内ではノーベルバイオケア社のプロセラ、ストローマン社のエトコン、デンツプライ社のセルコン、大信貿易の扱うZENO、先月売りに出されたノリタケ社のスキャナーなどさまざまなメーカーが参入している。その中あらゆるインプラントメーカーのものに対応したシステムがISASである。納期には２週間以上かかるがチタンとコバルトクロムの合金のフレームでねじ止めのインプラント上部構造のみに対応している。

ISASケースについても良い症例がないか探していたが本日１号となった。上顎６本のストローマンインプラントに対してISAS SYSYTEMでチタンフレームを製作後にハイブリッド樹脂を盛り付けるタイプとする予定である。

精度がすぐれることとさまざまなインプラントが混在していても使える点とアバットメントを介さないという点で優れたシステムといえるだろう。

治療方針

(0) (0)

2010.11.25 [ 矯正症例 ]

舌側矯正インコグニト

今年の夏にインコグニト舌側ワイヤー矯正のセミナーを受講して以来、この矯正装置に向く症例を探してきて本日１号の患者ということになろう。今まで竹元先生のstbブラケット装置もしくは小谷田先生が使うカーツブラケットを使用してきた経験から装置が多少は違ってもメカニズムや舌側矯正の原理はほぼ同じということである。６週間前に注文した特製の金合金のブラケット装置は個人個人の歯の裏の形のあったオリジナルの装置である。そのため歯の裏に薄く接着できるために違和感や異物感はあまりなさそうだ。ワイヤーもロボットが正確にベンディングしたものをそのままいれこむだけ。スロットとワイヤーのけっさつも比較的簡単である。

治療方針

(0) (0)

2010.11.20 [ 星野個人の話 ]

土曜日に集中

ここ最近の土曜日は全盛期の込み方になりつつある。土曜日は研修会が重なったり講演会が重なったりといろいろ行事が重なることと土曜日にしかいらっしゃれない方で込み合う。インプラントの検診の患者様も重なる。土曜日だけ早朝治療もしくは昼休み抜きの治療でいくしかないかも。暇より忙しいほうがいいということは全スタッフが理解している。

いろいろな患者様と出会いとお別れがある。今日は６年前から診ていた患者さんが体調のこともあり近所の歯科へ紹介ということになり少し悲しくも仕方がないという気持ちで患者様を私の信頼するドクターのもとへ送り込んだ。

これからは高齢化で今は元気にメインテナンスに通院できる方でも高齢化していくと足が不自由になり大病をされて通院できなくなるという事態に陥ることが予想される。このような方たちにも通院できる環境を整える必要があるだろう。（同じようなことを数日前にも書いたと思うが・・・）

来年もまた少しだけこのような方のためにクリニックを改装しようと思う。最先端を目指すのもいいが最終的には長年お付き合いのある患者様をどうフォローしていくかがこれからの課題だ。

治療方針

(0) (0)

2010.11.16 [ インプラント最新情報 ]

Nobel Active Implant

久しぶりにノーベルバイオケア社の製品を扱うことに決めた。ノーベルアクティブという新しいタイプのインプラントである。形状が他のメーカーのインプラントにない形であることから導入を決断した。表面構造は相変わらず時代遅れのタイユナイトであるが、形状がいいのでその初期固定性のよさを考慮して抜歯直後の植立や即時荷重用として使う予定だ。使うのは主にソフトボーンの部位で上顎結節なんかにはよさそうだ。前歯にはアンキロスがあるので使うことはないかもしれない。さらに細い骨にはストローマンＢＬがあるのでこれで自分扱うインプラントの種類もストローマン、アンキロス、アストラ、ブローネマルク、リプレイス、スイスプラス、テーパードスクリューベント、その他４~５種類ということでもう１０種類以上。その中でいまだに使用しているのはストローマンとアンキロスであとは特殊な症例のときに使うというスタンスで来ている。その特殊な部類に入るのが今回のノーベルアクティブである。

先日私が講演した内容を聞いた中村先生のコメントが『一つのメーカーを使いこなすほうがいいという考え方もある』ということだったがその考えには反対だ。私の場合はメインインプラントがあってひとつのメーカーを知り尽くしたからそれよりも優れたインプラントを探しているということだ。

中村先生の真の意味は経験の浅い先生に対しては一つのメーカーを使いこなして行くほうが上達が早いということだと思う。

治療方針

(0) (0)

2010.11.16 [ 伝えたいこと ]

他のクリニックからの継続治療

私のクリニックでの新規の患者様の多くは他の病院での治療が途中になっていてそこから継続のお願いということでいらっしゃるケースが非常に多い。インプラント治療のトラブルの引き継ぎも非常に多いし、型取りをしないまま上部構造がないまま継続を求められることも多々ある。本日は海外で治療が中断したケースでありきちんとアンキロスインプラントが植立されていたので２次オペをして型をとるだけの割と問題のないケースであった。

もうひとつのパターンとしては何年も仮歯の状態が続きそのまま放置されているケースだ。先週も１０本ぐらいが仮歯の方と５本ぐらいが仮歯というケースの方が来院された。

私のクリニックでも治療の途中で中断していつの間にか来なくなってしまう患者さんがわずかにいる。何かのきっかけで通院が途絶えてしまうことは結構あるものだ。それが金銭的な問題であったり、引っ越しであったり、家庭内の不幸であったり、本人の体調不良によるものであったりとさまざまである。こういう患者さまをフォローするには定期的に電話もしくはメールをおくるしかないのだろう。それでもまったく連絡が取れなくなるケースもある。

日本の歯科受診率は３割ととても低い。本当に悪くならないと歯科に通院しないという方が多いということだろう。これは先進国中ではたぶん最下位ではないだろうか。アメリカやヨーロッパではリコールシステムが確立されているので定期的に電話やはがきを送り患者も定期的に通院するのが当たり前になっている。このへんを改善して行きたいと思う。

治療方針

(0) (0)

2010.11.16 [ インプラント症例 ]

インプラントオペ

２週間分のインプラントオペデータが抜けているので今年の通算本数とオペ回数がわからないが、今日は３本のストローマンインプラントの植立をおこなった。

本日のオペデータ

左下ブリッジ切断と同時に７番抜歯をおこない欠損部４，６，７番に３本を植立した。

左下４番　　　　　直径４．１㎜×１２　ＳＰ　ストローマンインプラント
左下６番　　　　　直径４．１㎜×１２　ＳＰ　ストローマンインプラント
左下６番遠心部　直径４．８㎜×８　ＳＰ　ストローマンインプラント

骨質２度　２か月待ち

(0) (0)

2010.11.15 [ 星野個人の話 ]

高齢化社会と治療法の選択

先週の忙しさも嘘のようにまたいつもの星野歯科に戻った。今年もあと残り４５日ということで悔いの残らないように仕事とプライベートを過ごしたいと思う。

最近はなるべく患者さんと話をしようということを心掛けて、数名の患者様とお話しをしてみたが、身内の病や介護という問題が浮き彫りになってきた。私もあと１０~２０年すると全く同じ状況が身内に起こるのだろう。日本が着実に高齢化している。高齢化と世界一の長寿国である日本。

この高齢化に対応した診療施設のバリアフリー化や往診治療なども考えつつ、患者様に選択していただく治療法についても考えていかないといけないだろう。若い方で先がある人には長期的なことを考えると欠損部に対しては固定式のインプラント治療ということになろう。しかし、８０歳を超える方に対してはインプラント治療でもほとんど腫れや痛みがないような方法を選択し、取り外しができるインプラント義歯を選択するほうがいいと思われる。手が不自由になった場合には歯磨きができやすいように介護の方が簡単に取り外しのできる義歯としたほうが断然有利である。

これからの時代は高齢化に対応した治療法の選択が日本では課題となりそうだ。

治療方針

(0) (0)

2010.11.14 [ 星野個人の話 ]

束縛から解放

昨日に引き続きデンタルコンセプト２１総会の歯科医師部門において３０分間の教育講演を行うことができた。今回のテーマは「各社インプラントの特徴」という漠然としたタイトルになっていたのでそれに合わせるかのように１か月前から用意を始めたが後半の１１月に入ってからは毎晩夜遅くまで文献検索とスライドつくりに追われて毎日が苦しい状況であり、これほどブログを休んだのは始まって以来である。

そんな苦労もわずか３０分間で終わってしまった。聞いていた先生方がどのような反応なのかはよく分からずじまいである。デンタルコンセプト２１は中村杜綱先生を中心としたインプラント治療を中心としたスタディーグループで聞くところによると会員数は３７０人を超えたということだった。

インプラントメーカーはノーベルバイオケア１社のブースというさみしい状況であったが来年にはストローマンジャパン社のブースが入る予定である。
今後は世界をリードするストローマンインプラントの考えもこのスタディーグループに再度吹き込まなければという思いは私を含めて多くの会員が
もたれているはずだ。

今回の歯科医師部門でノーベルバイオケア社のインプラントを使用した演者の発表率は９０％である。残りの１０％とは私ひとりである。毎年・このパーセンテージが減る中での私の講演内容はどう映ったのだろうか？

このような状況になったのもストローマン社とのパイプと信頼が薄れたということを意味する。ストローマン社にも相当な責任があるように思う。折角、スタディーグループとしてストローマン社のインプラントについても情報を得ていきたいという考えが中村先生や三好先生にあるにもかかわらずコンタクトしないのは外部の圧がかかっているとしかいいようがない。

そこを打開するのが私の役目のように思う。インプラント治療を患者さまに提供するのだからいろいろな情報を知り勉強をして最善の方法を提示できるようにしなければいけない。１つのメーカーにとらわれないようにしていかなければいけないと思う。

今後はもうひとつの補綴中心のスタディーグループで日本最大のＳＪＣＤとのパイプも強くなりそうなのでこの２つが赤い会社を応援すると緑の会社には相当なダメージとなるだろう。

治療方針

(0) (0)