予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
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東京都世田谷区駒沢１－３－１７
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2008.08.30 [ サイナスリフト法など増骨について ]

上顎臼歯部のインプラント治療と増骨

今日は左上６番部のサイナスリフト（増骨術）をある患者様におこなった。骨の厚みはわずかに２㎜ほどであり通常はインプラントの植立はすぐに行えない状況である。しかもまだ歯が残った状態であり近い将来その歯の抜歯が予定が予定されているので前もって骨を作ることにした症例である。サイナスリフト法はすでに１０数年前より行われているインプラントの補助手術である。このような症例が大学病院で治療をおこなうと入院＋移植骨の採取を腰からとる
といった非常に大変なオペとなってしまう。しかも一時的に歩行障害が出たりすることも報告されている。

大学病院では厚生労働省の許認可の下りた薬剤や材料しか使用することが出来ないためかなり遅れた治療法を選択している例が多い。
その反面、日本の般の開業医の方が個人でよい薬剤を個人輸入という方法で手に入れることができるので進んでいるといえよう。

大学病院で入院大手術の治療も星野歯科においてはわずか４０分間のオペで移植骨の採取もなく、抜歯程度のオペで終わってしまう。昔は私も症例数が少なく９０分以上かかることも多かったが今日のような簡単なものであれば３０～４０分程度で簡単に終わらせることができるようになった。

患者さんも私も楽で安全で確実な方法を選択するようにしている。

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2008.08.29 [ 星野個人の話 ]

人間ドッグ

昨日は昨年同様に長野で人間ドッグに入ってMRIにて徹底的に体の隅々をくまなく検査してもらった。昨年とほぼ同じ結果でありやはりメタボである。年齢とともに代謝能力が落ちて脂肪がつきやすくなっているようだ。確かに運動といえばマイカーまでの往復１０分の徒歩と水泳を週に５回ぐらいとたまのサーフィンいうことでしかたがないだろう。これでも昔よりは食べる量は少ないはずだ。

人間ドッグで使われていたMRIが日立製であり私が毎日使用しているCTと同じメーカーということで画像解析ソフトは見慣れたもので親しみを感じながら担当の先生の話を聞いていた。MRIでの脳の血管造影も鮮明であり画像の鮮明さが前よりもよくなっているような気がした。歯科用ＣＴのソフトも毎年少しずつバージョンアップがなされていることもあり鮮明になっているからだ。

今はＣＴを取らずにMRIと腫瘍マーカーを血液で検査するとガンが発見できるようだ。

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2008.08.26 [ 患者さんとの話 ]

メンテナンスの重要性

長い間メンテナンスをしている患者様は次第にいろいろな話をしてくれるようになる。治療が終わってからが始まりである。いろいろな歯科の統計が出ているがメインテナンスを継続している方は歯周病も進行がとまり,よい状態を維持できている。

しかし、悪くなった時にだけいらっしゃる患者様は少しずつ口の中の状態が悪化している。

いままで定期的にいらしていた方が何年もみえない場合は家庭の事情でこれなくなった可能性が高い。仕事が変わったり、忙しくなったり、家族に病人が出たりすることですべてが狂ってしまう。ある程度こころにゆとりがないと前向きにメンテナンスだけに足を運べる方は少ないようだ。

メンテナンスの重要性

①理想的には３か月に１回がいいとされている
②早期発見早期治療で最小限の治療で済むことがしばしば
③メンテナンスを行っている方は総合的に治療費の支払いは少ない

虫歯や歯周病になれば数万円の治療費がかかることもしばしばである。はるかにメンテナンスをまめに行った方がいい。しかし、問題はすでに悪くなってしまっている歯をいくらメンテナンスしてもいずれはトラブルが発生するということだ。

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2008.08.25 [ 星野個人の話 ]

インプラント相談３件＋矯正相談１件

涼しくなると予約が入るようになる。久しぶりの大入りである。最近のインプラントご希望の患者さんはどこかすっきりとしない。特にインターネット経由の方たちはいろいろなことをいろいろな先生に言われてくるのでなかなか話が咬み合わなくなってきた。今日も３人中２人は他の歯科医院を回ってから来ている。もう一人は紹介患者さんなので話が早い。いろいろな情報がネットで流れて困惑をしているのだろう。気の毒である。いつからインプラント治療がこのようになってしまったのだろうか。まわりで評判が落ちようとも自分のテリトリーの患者様には迷惑がかからないように治療をしていくつもりだ。

矯正の相談は毎日コンスタントに入り始めている。暑さを通り越して涼しくなると患者さんも歯科医院へ足を運ぶようになる。

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2008.08.24 [ 星野個人の話 ]

100万プレビュー達成

２００３年１１月からはじめたこのブログもそろそろ丸５年となります。そろそろ大台達成と思ったらば一気に１００万プレビューを通過です。どこまで続けていけるかわかりませんがお付き合いください。

このブログはあくまで私、個人の意見であってすべてが正しいとはいいきれませんができるだけ真実に基づいた情報をお届けしたいと思います。

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2008.08.23 [ 歯科最新記事 ]

今のところはセレック治療

セレック治療は今発展途上段階であり将来が有望であるが新しい機械や新しい材料が出ればすぐに変わるかもしれない。CAD/CAMの技術の進歩はとてもはやく歯科は一気に変わる可能性がある。今のところはジルコニア修復物を加工することが知られているが今後はいろいろな展開が考えられる。リヒテンシュタインとスイスでの情報では大きく歯科の分野のうちの技工業界を変えるか可能性が高い。

私も自分の資金があるうちは最先端のものでよいものを常に導入する覚悟でいる。いまのところ歯科業界の３年後までは読めているのでそれに応じた資金投下は行うつもりである。

この流れについていいけなくなった時は私の治療の終止符であろう。ぎりぎりの最低の保険治療をしながら生き延びるならば歯科から立ち去る覚悟はできている。

常に歯科治療においては次から次へと新しい材料や治療法が出てくる。そして本当に良いものだけが生き残っていく。

メタルの修復物は歯科が始まってから相当に長い歴史の中で最も安定した加工しやすい材料として使用されてきた。一時代を築いてきたがそろそろ終わりだろう。

CAD/CAM技術が発展して今までは加工することができなかった材料が自由に加工できるようになった今は金属を鋳造するような加工は時代遅れなのだと思う。

いずれはすべての金属やもっと硬く材質や理想材料がCAD/CAMで加工されるであろう。

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2008.08.22 [ 患者さんとの話 ]

矯正・審美・インプラント複合ケース

今日の新規の患者様も矯正・審美・インプラント治療が必要な複合ケースであった。歯並び、歯の欠損、詰め物の見栄えが悪く金属修復物が装着されているケースにおいては

①歯並び→矯正治療（マウスピース型もしくはワイヤー型）
②欠損部の治療→インプラント治療
③ホワイトニング→歯の色調の治療
④詰め物や被せものの治療→セラミック修復中心
の順に治療をおこなっていく。その際に虫歯や歯周病がある場合は歯並び治療の前に治療をおこなう
⑤メンテナンス

歯科治療とは狭い分野ではあるが総合的に行うべきある。どこが悪くなっているかそしてどのような治療が必要か。その順番を考え、効率よく最短で治療できる計画を立てる必要がある。そしてメンテナンスが必要不可欠である。どんなに高額な治療費をかけて最高の材質の詰め物をしても手入れが悪ければ元に戻ってしまうこともある。

長期間良好な状態を継続させるにはメンテナンスは３か月が理想とされる。

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2008.08.18 [ 患者さんとの話 ]

責任ある治療をおこなうこと

ここ最近の星野歯科のインプラント治療の傾向としてはほとんどがリピーターであり、全くの初診の患者様の方が少ない。私のクリニックの患者様にはインプラントの正しい知識を与えて常に教育をしているからである。それと痛みと腫れの少ない手術と安全性を重視した治療計画によるものと思う。インターネット経由のインプラント希望の方はあまりに多くの情報を得ているため何軒も歯科医院を周り結局はどの歯科医院でも満足できす、インプラント治療に踏み出せないでいる傾向にある。インプラントの正しい情報は間違った情報の中に埋もれてしまっているために患者さんは迷っているように思う。それだけインプラント治療の信頼が低下してインプラント治療をする歯科医院があまりにも多くなったからだろう。このような状況にしたのも我々歯科医師と歯科業者の無秩序なインプラント啓蒙活動を行ってきたからである。

実際に本日私が他の歯科医院へ紹介することになった患者様は大変歯科で苦労をされた方で、私も何とかしてあげたいという気持ちで２年ほどいろいろな相談を受け治療を試みながら他の歯科医院で行われた失敗症例をフォローしてきた。固定式インプラントからマグネット式インプラント義歯への変更の症例であり、私よりも千葉の柏で開業されている田中譲二先生の方がよいということから紹介をすることになった。カルテと何度も往復したメールの量と資料はまとめるだけでも３０分以上かかった。

昨日のブログにも書いたが治療のあとのフォローができなければ本来は手をつけるべきではないと思う。すなわち結局は患者様が一番不幸になるからだ。

私のできないことはしっかりとできないということを患者様にお伝えしてできるものだけに手をつけるようにしている。

この患者様とは全く逆の良い結果を出しているのは本日で２度目のインプラントオペを行う患者様である。

インプラント治療を２回以上される方は当然のように初回の結果がよかったからである。この方も数年前に右下に数本のインプラント治療を私が行った患者様であり今回は検診時に左上７番の欠損部にインプラントがあったほうが咬み合わせのバランスがよくなることから治療をご希望された。

CT画像から無切開無剥離法にてわずか７～８分ほどで１本のインプラントを埋め込んだ。

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2008.08.16 [ 伝えたいこと ]

いつもと同じスタンスの治療

それほど書く内容がないときは自分の思う通りの治療ができている時である。クリニックのコンセプトについてはしっかりとブログでも治療をおこなう患者様にもお伝えして同意した患者様のみを治療しているのでトラブルもおこらない。
以前のように何でもかんでも治療をしていた頃は毎日がストレスの治療で病院の前の交差点までくると引き返したいという気持ちになっていた。いろいろなトラブルを抱えた患者様が数多くいた。このような患者様は何軒も歯科医院を周りたどり着いた方である。

本来は治療をした歯科医師がしっかりと責任をとるべきである。責任を取れないならば治療を行うべきでない。

保険治療ではやりたくない治療もやらなくてはいけない。そして、間違った治療でもやらなくてはいけない。歯科について知れば知るほどこれは苦痛なことである。理想の治療を追い求めることは保険治療をやめることである。

そういうこともありほとんどの保険治療を私は捨てたのだ。

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2008.08.12 [ ジルコニアオールセラミッククラウン ]

現在　ジルコニアの合計　３５８本

平成１７年１０月以降ジルコニアを導入してからさまざまなケースに応用してきた。現在までに３５８本ほどを患者様の口腔内に装着してきた。昨年まではセラミッククラウンの比率の方が多かったが今年はメタルフリーを実行しメタルが使われているセラミッククラウンの比率は２割ほどにまで低下してきた。ジルコニアセラミッククラウンは今までのメタルのフレームの代わりにジルコニアフレームに置き換わっていて強度や生体親和性が向上し、体にやさしい材質となっている。トラブルについてはメタルセラミッククラウンで経験してきたチッピングは非常に少ないが全くないわけではない。
咬み合わせの強い歯ぎしりやくりしばりをする患者様においてはいままでのセラミッククラウン同様にチッピングが見られた。

フィット感に関しては私のクリニックとラボで少しずつ改良を重ねた結果現在は非常に良好になった。歯の削り方とラボでの微妙なフィットの微調整でフィットはかなり変わるようだ。

いろいろなジルコニアの取扱の注意点が次第に各メーカーで公表されるようになったので詳しくは９月23日の大信貿易主催の講演会『CAD/CAMと将来の歯科展望・ジルコニアの臨床上の取り扱い注意点について』でお話する予定である。

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